Feb 14, 2010

事業の資金調達には苦労も伴いますが、あきらめないことが最大のカギです

会社の経営者にとっては事業資金を確保していけばよいのか、そのたびに苦労苦労が絶えないの方も多いと思います。潤沢な資金がすぐに準備することができる事業主は、不況ですと限られた一部の経営者になるので、知恵を絞って事業の資金調達にも奨励する必要があるだろうが、商売は信頼に依存しているので、安定した歩みをしてきた会社は、必ずそこに活路が開けると思います。
私は現在、会社設立をするか検討しています。現在、私はIT関連の仕事をしています。そこでは、最近の不況でかなり厳しい状況にきており、最近では給料カットのようなゴトカジオゴています。その前には仕事についていない従業員を解雇することもありました。そのような現在の状況で、次のことを考えておかなければと考えてそこで会社設立をするか考えています。
 電子書籍に限らず、以前のリポートでも紹介したデジタル出版や新しいタイプのインタラクティブコンテンツなど、今後モバイルデバイスとコンテンツを組み合わせたソリューションは多数登場することになるだろう。

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 ところが、これら最新コンテンツを楽しむ上で、しばしばスペックの高い最新端末が要求されることがある。例えば、雑誌などのデジタルコンテンツのAndroid向け配信ではAIRランタイムが要求されるため、Flashの動作するAndroid 2.2以上のプラットフォームが必要となる。

 問題は、まだ日本ではこうした最新スペックの端末が少ないことで、コンテンツの利用で若干不便な面があることだ。また、大型液晶を搭載したスマートフォンやタブレット端末がなかなか日本市場に投入されないことで、その登場を待ち焦がれている方もいるかもしれない。

 今回はこうした最新コンテンツを利用するためのプラットフォームを入手するため、携帯電話業界では最もホットなエリアの1つである「香港」を訪問し、最新事情を追いかけてみた。

 香港が携帯電話業界で熱いエリアだといわれる人気の理由の1つに、SIMロックが解除された、いわゆる「SIMロックフリー」「アンロック版」といわれる端末の入手が香港では容易なことが挙げられる。

 こうした端末はキャリアとの契約で買うものと比べると幾分高めだが、キャリアを問わずにサービスが利用できる上、現地でプリペイドのSIMカードを購入することで、安価に携帯電話通話やデータ通信のサービスが利用できる点にある。もっとも、違法電波を出す端末や人気ブランドの模造品なども普通に売られているので注意が必要だが、うまく使えばよりサービスやコンテンツの利用ライフが楽しくなることは間違いない。

 香港といえば携帯、携帯といえば香港といわれるのには理由がある。日本から地理的に近いということもあるが、香港では、携帯電話端末を販売する際は、SIMロックを解除して販売しなければならないという決まりがある。また、条件付きでSIMロックをかけて販売した場合でも、契約期間が終了したり一定額を支払ったユーザーの端末に対して、キャリアはSIMロックを解除しなければならない。そのため、多少高価ながら1年や2年といった縛りなしでSIMロックフリーな端末が入手できる。

 また、香港では、正規品を販売する店舗以外に並行輸入品や裏ルートで流れてきた不正品を扱う店舗が現実に多数存在する。例えば、香港にもかかわらずなぜか日本のソフトバンクの端末が普通に販売されていたり、他国で縛り付きで販売されている端末のSIMロックを不正解除して販売されていたりと、日本ではほとんどお目にかからないような光景によく出くわす。知っていて購入したのならそれは自己責任だが、知らずに購入したのなら、夜店で偽ブランドの品をつかまされるようなものだろう。だがこうしたところが香港の面白さの1つであり、買い物と観光を合わせて現地の空気を満喫してほしいと考えるポイントだ。

●プリペイドSIMを入手せよ

 さて、香港に行く機会があればぜひ試してほしいのが、現地での「SIMカード」購入だ。香港ではデータ通信が可能なプリペイドSIMを容易に入手できる。もしSIMロックフリーな携帯電話やスマートフォンを所有しているなら、プリペイドSIMを挿入することですぐにインターネットに接続できる。SIMロックフリーな端末を所有していなくても、現地では多種多様なSIMロックフリー端末を広い価格帯から選択できる。

 海外ローミングでのデータ通信といえば、最近でこそ、ソフトバンクやNTTドコモが手持ちの携帯電話を海外に持ち込んで定額でのデータ通信を可能にするサービスを提供しているが、必要な端末さえ持っているなら現地でプリペイドSIMを購入した方が安上がりだ。

 例えばHutchison 3Gは98香港ドル(HKD、約1060円)がプリペイドSIMの基本料金だが、これでデータ通信が約3日間ほぼ無制限で利用できる。例えば、ソフトバンクの「海外パケットし放題」サービスを利用した場合、1日1980円(現在は1480円)で、動画などのサービスを利用する場合は2980円だ。どれだけ現地SIM購入がお得か分かるだろう。

 筆者の場合、すでにSIMロックフリーのNexus Oneを持っているので、今回はこの端末に挿すプリペイドSIMを購入したところから話を進めていこう。

すぐに必要なら空港で入手

 香港の街中には多くの携帯ショップが存在するが、すぐにでも携帯のデータ通信を利用したいと考えているなら、空港でプリペイドSIMを入手するのが最も手早い。

 飛行機で香港国際空港に到着したら、ターミナル1の到着ロビーから上の階へと移動し、航空会社のチェックインカウンターがあるエリアを抜けてお土産屋やフードコートがある近辺に向かおう。ここに前述のHutchison 3Gなどの携帯キャリアのストアや、携帯電話を含む各種電子機器が入手できるストアが設置されている。ただし、筆者が今回現地に到着したのは22時台。すでにお店の大半は閉店しており、翌日のオープンを待たなければならない。というわけで、この日は空港のベンチで1泊し、プリペイドSIMを入手してから移動を開始することにした。

 翌朝、Hutchison 3Gのストアに顔を出してプリペイドSIMの購入相談をしてみると、店員が手際よく商品を用意してくれた。Nexus Oneを見せた状態で「データ通信が可能な一番ベーシックなもの」とリクエストしてみると、渡してくれたのは「3G International Roaming Rechargeable SIM Card」という商品。価格は98HKDで、初期状態で表記の金額がチャージされている。

 このSIMカードでのデータ通信の1日のチャージ金額上限は28HKDのため、約3日利用できることになる。名前の通り国際ローミングに対応しており、片道1時間程度でマカオや中国本土に移動できる香港では、こうしたローミング対応SIMカードの方が便利なのかもしれない。

 「設定方法が分からない」といって店員にNexus Oneを手渡すと、購入したプリペイドSIMを使ってすぐにセットアップしてくれた。数分と待たずに作業は完了したようで、その場でメール送受信やGoogle Mapsが利用できるようになった。香港国際空港では構内に無料Wi-Fiが張りめぐらされているが、それより高速で安定して利用できる印象だ。なお、今回は携帯キャリアの正規店でSIMカードを購入したが、現地のセブンイレブンなどのコンビニ(香港空港内にもある)でも購入が可能なようだ。ただし、取り扱いが限定されている上、セットアップサービスは期待できない。

 プリペイドSIMの購入でNexus Oneの3G通信が開通して以降、街の中心部に移動するまでの間、ずっと地図や香港の観光情報を参照することができた。Nexus OneはOSをAndroid 2.2にとアップデートすると「テザリング」機能が利用できるが、これを利用してiPhone 4やPCをインターネットに接続することもできる。通信環境も安定している印象だ。もし、「MiFi」などのWi-Fiホットスポット機器を持っているなら、そちらにプリペイドSIMを挿して利用するのも1つの方法だ。

香港では、地下鉄走行中でも携帯電話の利用が可能

 ところで、香港では、「地下鉄走行中でも携帯電話の利用が可能」である。米国では地下鉄駅でさえ圏外になるケースが圧倒的に多く、筆者の経験ではニューヨークではほぼ圏外、サンフランシスコなど一部エリアで限定的に使えるレベルだし、日本でも駅構内では利用できるが、運行中は圏外になるのが一般的だ。ところが香港では駅間の移動中、果ては海底トンネルのような区間でも問題なく携帯電話が利用できるため、車両のあちこちで常時携帯端末をいじっている姿を見かける。

 筆者がはじめて香港を訪問した10年ほど前は、まだデータ通信のようなサービスはなく、あちこちで乗客が大きな声で通話をしている様子を見かけた。だが1〜2年と香港を訪問し続けていると、車内マナーが浸透したのか次第にこうした客の数は減っていったことを記憶している。時代は移り、通話しながらメール、そして各種Webサービスやソーシャルネットワークへと利用形態は変化し、いまの日本で見かけるような光景がそのまま香港でも広がっている。

●携帯電話を買いに行こう

 香港の繁華街では、至る所に携帯ショップが存在する。携帯キャリア系列の正規店の場合もあれば、個人ショップの延長みたいなショップまでさまざまだ。一昔前は並行輸入品などを扱う少し怪しげなショップや、手持ちの携帯電話を好みにデコレーションしてくれる着せ替えショップのような店が多かった印象だが、最近ではこうした店は少なくなり、正規店に近い装いのショップが増えた気がする。かつての香港ならではのカオスな雰囲気は、後述の「先達廣場」のような場所に集まっている印象だ。

 現在香港で携帯電話の購入といえば、九龍半島にある「旺角(モンコク、Mong Kok)」というエリアが有名だ。九龍半島先端の「尖沙咀(チムシャツイ、Tsim Sha Tsui)」から目抜き通りである「彌敦道(ネイザンロード、Nathan Road)」を北上した一角にある。香港地下鉄のMTRでいえば「セン湾線(赤色)」「観塘線(緑色)」の2つの路線が旺角駅に停車する。

 旺角は「女人街」と呼ばれる土産物や、生活雑貨などを販売するテント風のアーケード街が連なる香港でも有数の繁華街だ。偽ブランドも含めて香港らしい商品が数多く集まった名所としても知られていたが、現在ではそうしたものを見つけるのは少し難しいようだ。携帯ショップが数多く集まっていることで知られる先達廣場も、こうした旺角の繁華街の一角にある。

 先達廣場は旺角駅を出て「亞皆老街(Argyle St)」を東に2ブロックほど行った場所にある。上層部がアパート、下層部が商業テナントというちょっと古ぼけた印象のビルだ。

 先達廣場のすごいところは、商業エリアに当たるビル内部の1階と2階のテナントがほぼすべて携帯関連のショップだという点にある。しかも正規店というよりも、各種携帯やアクセサリを扱う個人ショップに始まり、明らかに違法品と思えるような改造品や横流し品なども売られている。秋葉原でいうラジオデパートをほうふつとさせるような店舗面積のショップが所狭しと並んでおり、ここを徘徊して目的の品を見つけることになる。先達廣場の通りを挟んで向かいには携帯キャリアの正規店が数軒並んでおり、非常に対照的だ。

 筆者は今回ここで、電子書籍アプリ検証用のAndroidデバイスとしてSamsungの「Galaxy S」を購入した。16GバイトモデルでSIMロックフリーの端末がバッテリー×2本付きで4900HKD(約5万2000円)だった(11月中旬ごろ)。正規店では同じ製品が5200〜5400HKDで販売されていたので、若干安い。

 今回選んだ店は比較的“きちんとした”製品を扱っていたが、中には極端に安い、あるいは出所が分からない怪しい製品も数多い。例えば、本来は販売されていない白モデルのiPhone 4が売られていたり、米国直輸入というSIMロックフリー版のWindows Phone 7携帯が売られていたという情報もある。どちらも改造品と思われるが、もし興味があれば、自己責任でチャレンジしてほしい。

 なお、今回筆者は「Galaxy Tab」の購入にもチャレンジしてみた。さすがに発売直後なだけはあり、筆者が先達廣場を訪れた際はほとんど見かけなかった(空港のショップでも未入荷だった)が、先達廣場前の携帯キャリアの正規店では販売しており、SIMロックフリーの端末が5000HKD前後だった。ただし、正規店の扱いは1年または2年の契約時のみということで、端末のみの販売ではなかった。恐らく、注文が集中するような新機種はSIMロックフリーで販売したとしても、年契約で一定期間は縛るケースが多いのかもしれない。ただし、Galaxy Tabは米国でも発売1カ月を経たずに値崩れが始まっており、この数週間後には香港でも縛りなしで簡単に買えていた可能性がある。

●香港の秋葉原、「深水ホ」にも潜入

 いまでこそ香港のITガジェット買い物スポットとしては旺角の名前が挙がるが、かつての香港でのITスポットといえば「深水ホ(シャンシュイポー、Sham Shui Po)」の「黄金電脳商場」だ。先達廣場が携帯のメッカだとすれば、こちらはPCショップのメッカで、PC周辺機器、PC本体、PCパーツ、ゲーム機、ソフトウェアのショップが所狭しと並んでいる。

 深水ホは旺角からセン湾線で2駅の距離にある。黄金電脳商場は深水ホ駅を出てすぐの場所にあり、先達廣場同様に上層階がアパート、下層階が商業エリアで構成される地下1階・地上2階のテナントビルが並ぶ(内容的には同じだが、上層部は『高登電脳中心」となっている)。

 黄金電脳商場をかつて有名にしていたのは、海賊版ソフトの扱いにある。かつて黄金電脳商場の地下では、PC・ゲームソフトから音楽・映像ソフトまで、あらゆるソフトの海賊版が堂々と販売されていた。例えば10年ほど前はVCD形式でCDに収められた映画などが販売されていたのだが、当時からすでに取り締まりが厳しくなっていたようで、かつて地下フロア全体を占めていたといわれた違法ショップは、現在では完全に消滅し、周辺機器ショップに入れ替わっている。音楽CDも、日本で売っているようなものがそのまま輸入されて販売されているだけだ。

 日本では秋葉原のようなスポットがあるため、わざわざ黄金電脳商場を訪問して、そこならではの買い物や見所があるかといえば難しいが、国外のIT事情を眺めるのには適した場所だと思う。かつてのような雰囲気はないが、ITスポット目当てに香港を訪問する方がいれば、旺角だけでなくぜひ深水ホにも足を伸ばしてみてほしい。

 今回、筆者は約10年ぶりに香港を訪問した(前回の訪問は2002年初)。さすがに10年も経つと街もかなり様変わりしており、これまでなかった新界向けの鉄道が整備されて往来が簡単になり、「八達通(オクトパス)」と呼ばれる非接触型ICカード乗車券は交通機関だけでなく、セブンイレブンなどのコンビニ店舗での決済にも使えるようになっていた。

 また上述のように、当時は音声通話中心だったコミュニケーションが変化し、電車や街中でもメールにSNS、Webサーフィンと、2002年当時に日本で日常的に見かけていたような光景が香港でも一般的になっていた。また機種は不明ながら、地下鉄などで電子書籍リーダーを手に読書している人が少なくなく、こうしたデジタルガジェットが一般にもよく普及している印象を受けた。

 一方で、街中に数多くあった小さな店舗はショップからレストランまでかなりの数が店じまいしてしまったようで、代わりに入っていたのはマクドナルドやセブンイレブンといった大手チェーンなど。筆者が宿をとっていた「灣仔(ワンチャイ、Wan Chai)」周辺の様子はかなり様変わりしてしまった。

 筆者が日米の各都市をまわっていて過去10年近くに感じた変化がそのまま香港でも起きているような感じだ。黄金電脳商場がかつてのカオスさを完全に失ったように、先達廣場もまた数年後には違ったものになってしまっているのかもしれないが、その辺りの変化も含めて香港のいまを感じられれば面白いと思う。【鈴木淳也(Junya Suzuki),eBook USER】
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