Aug 02, 2010

ベッドスペースの収納上手

私はベッドに収納スペースがあることを選んで買いました。しかし、はしごのついたような高いベッドは怖いので低いベッドです。そうなれば、収納スペースはあまりないですね。仕方がないと思いながら垂直方向のスペースがもったいない気がして、それでもベッドの上に壁に棚を作ることは、地震が来た時の下敷きになる恐ろしいから放棄しています。
ソファが一つの部屋です、なかなか自分の好きなものを見つけることはできません。デザインも価格も重要ですが、何と言っても機能が重要で、背もたれの高いソファにしたいと思います。大体低いことが多いです。首を背もたれにもたれかけて広いと思います。その状態で、TV、映画などを見ることができれば最高だと思います。
麻倉怜士のデジタル閻魔帳:米国ラスベガスで開催された世界最大級の家電ショー「2011 International CES」では、参考展示を含めて多くの3Dテレビが出品された。今年はAndroid端末に代表されるモバイル機器に主役の座を奪われたという見方もあったようだが、AV評論家・麻倉怜士氏の目にはどう映ったのか。詳しく話を聞いた。【聞き手:芹澤隆徳,ITmedia】

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――3Dテレビについて、今年は主役の座をモバイル機器に奪われたという見方もありましたが、実際には注目の展示が多かったようですね

麻倉氏: そうですね。業界全体が一様にBlu-ray 3Dに向かっていた昨年とはまったく異なる様相で、むしろ話題は非常に多かった。とくに大きく違うのは、“グラスレス”の裸眼立体視テレビが多く見られたことでしょう。

 “グラスレス”は東芝のフレーズですが、展示会場ではLGエレクトロニクスも“グラスレス3D”をうたっていました。ほかに小型ディスプレイまでを含めると、サムスンとパナソニックを除くほとんどの大手メーカーが裸眼立体視の展示を行っていました。“グラスレス”を推進している東芝が展示に力を入れたのは当然ですが、意外だったのは、液晶シャッターメガネを推進しているソニーです。

 ソニーは、24.5インチの有機ELパネル、56インチの4K2K液晶パネル、それからBlu-ray Discドライブ内蔵のポータブルタイプ、さらに3D対応のヘッドマウントディスプレイまで展示していました。関係者に話を聞いたところ、研究中のものまで引っ張り出してきたそうです。「東芝さんの術中にはまりました」と笑っていましたが、要は「ソニーもここまでやる」と世間に見せつけたわけです。

 もう1つの傾向として、3D表示方式が多様化してきたという点が挙げられるでしょう。振り返ってみると、2009年はパナソニックだけがフルHDのフレームシーケンシャル方式で、他社は「Xpol」(円偏光フィルター)を使ったものが大半でした。2010年は、アクティブシャッターメガネを使用するフレームシーケンシャル方式に全メーカーが動いたのは周知の通りです。

 そして今年は、裸眼、液晶シャッター、偏光と、それぞれのグループに分かれました。さらにいえば、偏光方式でもアクティブとパッシブに分かれています。これが良い兆候なのか、あるいは(規格乱立などの)悪い兆候なのか、現時点では分かりません。

●液晶シャッターの進化

麻倉氏: まず、裸眼3Dには目もくれず液晶シャッター方式にこだわったのがパナソニックで、3Dの画質改善を積極的にアピールしていました。もともとプラズマパネルを使う同社の「3D VIERA」はクロストークが少ないのですが、それでも全くないわけではありません。とくにコントラストの強いシーンでは散見されていました。今回のCESでは、自発光のプラズマパネルが持つ階調性のリソースをクロストーク対策に集中させていました。

 もう1つがアクティブシャッターメガネのクロストーク対策。CESの後にハリウッドのPHL(パナソニック・ハリウッド研究所)を訪ねた際に聞いたのですが、第2世代のアクティブシャッターメガネは、シャッターを閉じるときの精度を向上させ、クロストーク抑制に効果が大きいそうです。つまり、より“光を遮断する”性能が高いということです。

 また、サムスンも展示ではクロストーク対策や黒の再現性に触れたりと、液晶とプラズマの違いはありますが、液晶シャッター方式の画質を向上させるという方向性ではパナソニックと一致していました。

 一方のグラスレスは、東芝が積極的な展示を行いましたね。CEATEC JAPANでも展示していた56V型は、視野角や輝度が上がっていました。初披露の64V型は、56V型に比べるとまだ完成度が低い印象ですが、さらなる大型化にも期待が持てます。

●韓国メーカーは偏光方式に本気

――海外メーカーの動向はいかがでしたか?

麻倉氏: 大きなトピックとしては、韓国メーカーが、いよいよ偏光方式に本格的に乗り出したことが挙げられるでしょう。

 LGエレクトロニクスはCES開幕前の記者会見で、「Cinema3D」という名称をかかげ、大々的に偏光方式へ切り替えることを宣言しました。「フィルム・パターンド・リターダー」と称しています。彼らは、液晶シャッターメガネは重たく、フリッカーも出て、高コストであると指摘しています。対して、偏光方式のメガネならノンフリッカーで、しかも軽くて安価というわけです。

 Cinema3Dは、液晶画面の表面に1ラインごとに偏光方向を変えたフィルムをはり付けたものです。当然、垂直方向の解像度が半分になり、画質は劣化します。試作機を見たところ、垂直視野角も狭く、画面反射も大きかったので、現状ではこれでいいのかと、クエスチョンマークを付けざるを得ません。解像度不足を補うため、最初から高解像度のパネル(UHD)を使ってアップコンバートした3D映像を表示する展示もありましたが、これもアップコンバートの性能が“いまふたつ”という印象でした。

 一方、サムスンの「RDZ」は素晴らしいものでした。RDZは、Real Dとサムスンが共同開発したActive Retarder(アクティブ・リターダー)方式の3D技術です。240Hz駆動の液晶テレビの表面にもう1つ、偏光生成用の液晶層を設け、瞬時に右偏光と左偏光を切り替えながら表示します。解像度はフルHDのままで、偏光方式ながら視野角も広いのが特長。サムスンなので液晶パネルはVA方式ですが、液晶パネルの視野角をそのまま3Dで生かせるといった印象でした。

 しかもメガネはパッシブな偏光メガネですから、軽くて安価に製造できます。まさに理想的な3D技術といえるかもしれません。もちろん液晶層を1枚増やすのですからコストアップはあり、売価で200ドル程度の上乗せになるそうです。でも「液晶シャッターメガネのテレビだって、後からメガネを追加しますね。それとほぼ同額ですよ」とサムスン電子の担当者は言っていました。

 サムスンは、液晶シャッターメガネの軽量化にも力を入れています。現状は37グラムほどで、一方の偏光メガネは20グラム程度のため、かなり近づいた印象です。また、現在の3Dメガネが重く感じられるのは、電源や回路が前方に偏っているからで、同社は後ろの耳当ての部分に電源などを入れて軽くするアプローチを採用しています。技術開発として、理想的な3D視聴環境をしっかりと考えているなと感じました。もし液晶シャッターメガネが20グラムになったら、アクティブ・リターダーはいらなくなるのかという気もしますが。

――ちなみに、CESの展示会場でもっともきれいな3D映像を見ることができたのは、どこのブースですか?

麻倉氏: 一番感動したのは、ソニーの“3Dグラストロン”ですね。2枚の有機ELパネルを使ったヘッドマウントディスプレイ試作機のことです。“3Dグラストロン”というのは、私が勝手に命名しただけで、ソニーが言ったわけではありませんが、“500人規模のシアターの後ろの席で気持ちよくスクリーンを眺めるような大画面”というコンセプトは、まさに往年の「グラストロン」です。AVファンの皆さんには理解してもらえるのではないでしょうか。

 そもそも3Dテレビは、1つの画面に右目用と左目用という2つの映像を表示させるところに絶対的な無理があります。しかし、3Dグラストロンは2つの目で見る映像を2つの有機ELパネルに表示するため、構造上クロストークやフリッカーといったノイズがまったく発生しません。19世紀のステレオスコープと同じ、実に理にかなった方式で、それが高解像度の動画になったという印象です。1つの理想形といえるでしょう。

 以前の「グラストロン」は2Dで、画素不足や光学的なひずみもあって画質はあまり良くありませんでしたが、今回は有機ELで解像度は十分。脳に負担が少なく、自然な3D映像を見せてくれました。心地よく、ステキな体験でしたね。ソニーには、ぜひ“3Dグラストロン”として売り出してほしいと思います。

●新しいテレビ、4K×2Kの潮流

――3Dメガネといえば、互換メガネを作ろうとする動きもあるようですね

麻倉氏: 3Dメガネの標準化も1つの流れになっています。例えばXpanD方式の互換メガネは、テレビメーカー各社の3Dテレビにあわせた設定を最初から入れてあり、ボタン操作で切り替えることができます。また第2世代になると、iPod/iPhoneのアプリを使って設定が行えるようになります。

 また、それとは別に業界標準のメガネ仕様も策定中で、3月ころまでにまとまる見通しになっています。こうした互換メガネは、XpanD方式の映画館に持っていっても使えますよ。

 Real Dはファッション性の高い偏光メガネを作ろうとしています。ファッションブランドのフェンディなどとコラボレーションして、“ブランド偏光メガネ”を出すようですね。こちらもReal D方式の映画館で使えますし、LGエレクトロニクスのCinema 3DやサムスンのRDZ方式のテレビでも利用できるはずです。

●4K2K、超解像の新しい流れ

――ポイントとして挙げた3つめ。「新しいテレビ」の動きとは何でしょう。

麻倉氏: 大きなトピックとして、フルハイビジョンを超える4K×2K解像度のテレビがいよいよ登場しますね。振り返ってみると、2008年にソニーが82V型の液晶パネルを使った4K2Kテレビを提案し、2009年には東芝も64V型を展示しました。しかし2010年には3Dの波がやってきて、4K×2Kテレビはそのまま持ち越されてしまったという状況です。

 そして2011年。東芝が開発表明を行った「グラスレス3Dレグザ」の大型タイプ(50V型以上)は、既存モデルと同じインテグラルイメージング方式とレンチキュラーシートで裸眼立体視を可能にしていますが、今回は2Dと3Dのコンパチブルで、2Dなら4K×2K表示が可能になります。いよいよ4K×2Kのテレビも登場することになりましたね。私としては、最初から2Dだけのモデルも用意してほしいところですが。

 一方、CESでお披露目を行ったビクターの4K2Kビデオカメラも良好な画質でした。こちらも切替式で、フルHDの3D、あるいは4K2Kの2Dが撮影できるコンパチブル機になります。

 さて、テレビの解像度がさらに上がってくると、対応するコンテンツのない現状ではアップコンバートの性能が求められます。東芝が超解像処理を含む「CEVO ENGINE」(シーボエンジン)を開発するなど、各社とも頑張って研究開発を進めていますが、CESの会場で私が注目したのは米国のテクノロジーベンチャー、DARBEE(ダービー)のブースで見せていた2D-3D変換を応用した超解像技術でした。

 創業者はいわゆる3Dマニアです。昔、アナグリフで作った3D映像で遊んでいたとき,左右の視差がついた映像を1つに合わせた信号と、同じ場面を撮った2D信号を合体させると元の映像よりもはるかにきれいな映像になることを発見したそうです。DARBEEは、その処理を応用したホームシアター用途の外付けプロセッサーを米国で販売しているのですが、実際に処理した映像を見ると、奥行きとディテールの再現性に優れ,テクスチャー再現も良好。しかもノイズがほとんどありません。画像がぼけない、魔法のような超解像でした。それを4K×2Kへのアップコンバーターとして活用する道もあるでしょう。

――最後に、今回のCES取材を総括してください

 さまざまな話題がありましたが、基本的にはテレビが新しい時代に向けて変革を続けているということが分かりました。新しいサービスや画質、立体感を獲得して、ホームエンターテインメントのハブとして、より強化されていきます。やはりテレビは家電の王様であり、リビングルームの中心であり続けます。それが、「2011 International CES」を通じて強く感じたことですね。


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